・上記講座を、2024年12月7日(土)及び12月14日(土)に開催いたします。
ただいま、参加者を募集しています。講座内容及び応募の方法は、下記のチラシをごらんください。
・本講座は、8月に計画していましたが、台風のために延期しましたので、参加者を再募集しています。
・コーディネーターとは、災害ボランティアセンターの開設時に、センター運営のスタッフとして活動する人たちです。センター運営業務の流れを、地域の方に知っていただき、センター活動への理解者や協力者を拡大するために、この講座を開催しています。
コーディネーターとは、災害ボランティアセンターの開設時に、センター運営のスタッフとして活動する人たちです。災害時に災害ボランティアセンターは、次のような役割を担います。
始めに、被災者が望んでいる支援ニーズを情報収集します。次に、センターに集結する多数のボランティア活動希望者に、具体的な活動を割り振り、ボランティアが活動現地に向かいます。その際、ボランティア活動に際しての注意事項の周知や、使用する資機材の貸与・回収なども行います。
活動終了後は、活動内容が完了したか否か、活動上の問題点等について、ボランティアから報告を受けます。
これらの一連のセンター運営業務の流れを、地域の方に知っていただき、センター活動への理解者や協力者を拡大するために、この講座を開催しています。
講座受講者の募集には、地域の町内会・自治会の協力を得て、講座案内のチラシを回覧していただきました。その結果、一般応募者が14名に達し、鵠沼地区社会福祉協議会理事4名が加わり、計18名の受講者となりました。
センター運営のスタッフ役には、センター運営委員会の委員13名に加えて、「支援者の会」会員11名が参加されました。
「支援者の会」は、災害時のセンター運営や被災地等でのボランティア活動の協力者として事前登録された方々の会です。当養成講座の受講者のうち、賛同者にも会員となっていただいています。
講座は、両日とも13時から16時30分までの時間で行いました。
第一日目は、受講者はボランティア役としてセンターにおける一連の流れの体験でした。
第二日目は、被災者ニーズをボランティア依頼表にまとめる体験や、各運営スタッフの役割を学ぶ体験でした。
講座終了後の質疑時間では、受講者から活発な発言をいただきました。今後のセンター運営マニュアルの見直しの中で、ご意見を活用してまいります。
コロナ禍のもと、養成講座開催を見送っておりましたが、3年ぶりに第5回コーディネーター養成講座を開催しました。受講者は20名、支援者5名、運営委員8名の総計33名でした。前回までは1日の開催でしたが、半日2日の開催としました。又、これまで実施した養成講座、センター設置運営訓練等の検証事項は、業務マニュアル集に反映させ、今回は第7版にアップデートさせた業務マニュアル集をもとに実施しました。なお、累計100名の受講修了者となっています。
セミナー4で行った「ボランティア受入れ演習」を紹介します。業務マニュアル集にもとづき11のステップで模擬演習を行います。但し、模擬演習のため、資機材の貸し出し、ボランティアの車両送迎、被災者への連絡等の一部の手順は割愛しています。
①ボランティア受付
災害ボランティアの受付を行います。受付担当は、ボランティアへ受付票、ポストイット、名札シールを手渡し、記入の依頼を行います。
②記入台
ボランティアは、記入台へ移って、記入例に従って受付票を記入します。名札シールは左上腕部に貼ります。
③登録
登録担当は、受付票とポストイットのチェックを行います。ポストイットは、次のコーナーまで、そのまま持っててもらいます。
④オリエンテーション
受付が済んだボランティアへ活動の流れ、心構え、活動上の注意事項を説明します。
⑤活動選択
説明が終わったら求人票掲示板まで案内し、貼ってある求人票からボランティアに希望する活動内容を選んでもらいます。ボランティアは、希望する求人票を選びポストイットを貼ります。
⑥マッチング
被災者の困っていることとボランティアの希望をマッチング(調整)します。
求人票の必要人数が充足したら応募したボランティアを集め、一つのグループを編成します。グループリーダーを選びます。
⑦送り出し
グループに活動内容の説明や現場までの行き先等を説明します。ここで、車両手配、依頼者への電話連絡、資機材の手配等の要領説明を行い、現地への出発準備をおこないます。
⑨資機材貸出
グループへ一輪車やスコップなど活動に必要な資機材を貸出します。
現地活動
⑩資機材返却
活動から帰着したグループから資機材を返却してもらいます。
⑪帰着対応
グループリーダーにグループの健康状態や活動状況の報告をしていただき、活動の内容を聞き取り確認します。